クリーニングの自慢の品質 | Quality
染み抜き研究所

クリーニング業務キャリア40年以上の当社屈指の染み抜き名人 服部一夫部長をその専任としました。
特に黄ばんだ衣服を真白に復元する技は多くのお客様に大変喜ばれております。
他社では高額な報酬を要求されることがありますが、当社では比較的安価な料金でご提供したいと考えております。
この機会に是非タンスに眠ってしまったあなたの大切な一着を蘇らせませんか?
染み抜きの様子を動画で撮影しました。ご覧下さい。
服部一夫部長にインタビュー
- 染み抜きに出されるもので多いのはどういったものですか?
- そうですね、黄変。汗をかいた時にできる染みです。
- 他にはどんなものがあるのですか?
- そうですね、染みの種類としては「汗染み」「食べこぼし」「溶剤系」「黄変」「カビ」などがよくあります。
全体的に黄色っぽく変色しているとか、古い油系の食べこぼしとか。
油系は大変ですね。水溶性の染み抜きはねえ、まだ簡単なんです。 - 染み抜きはどのようにされるんですか?
- まず、水溶性の染みか油性の染みか判断します。水溶性のものは前提として、バイオ性洗剤を使用します。
染み抜き バイオ洗剤 なぜ使うかというと、失敗が少ない。
そのかわり他ではあまり使われにくい料金の高い洗剤です。 それでも落ちなければ、漂白します。
いろいろな薬剤を用いて落とします。素材によって取れたり、取れにくかったりしますね。 - 染み抜きかどうか、どうやって決めるんですか?
- 店としては、お客様がカウンターに持ってきた時に見て判断するわけですね、
「これは染み抜きになります」とか「通常のクリーニングです」とかいうわけです。 - お客様からどういうふうに染み抜きにして欲しいと要望がありますか?
- そうですね、普通に洗うんじゃなくて、どうしても落として欲しいとか。
通常のクリーニングでは落ちませんよと伝えた時に、「もうちょっときれいにならんかな~」とおっしゃったり。
あるいは通常のクリーニングをして、染みが残った場合チェック表を貼って、 チェックを入れておいて、この部分の染みはまだ取れますよ、という注意書きをつけておくんです。
チェック表 これをカウンターでお客様に、「ここはまだ染み抜きで出して頂ければ、きれいになりますよ」と説明するんです。完全に不可能なものもチェックを入れてわかるようにしておきます。 - ある意味お医者さんのカルテみたいですね。
- そうですよね。
お客様の思い入れのある思い出の商品というのは、どうしてもキレイにしたいですからね。
染み抜き事例集
お客様からお預かりする商品は、素材も染みの種類もさまざまです。
これまで弊社で行ないました染み抜き事例をご覧下さい。
- プリントシャツ ~食べこぼしの染み~
- この商品の難しい所は、染みが取れても全体が白色ではないので、溶剤をつけた時に赤色があせたり、プリント部分がはがれたりする可能性があります。
全体が白色だったら、溶剤につけこめるので楽なんですよね。
この場合やりながらずっと見ていないとだめなんです。
そういうものでも弊社では染み抜きができます。
染み抜き後は、染みも取れましたが、それ以外の白い生地も全体的にきれいになり明るくなりました。 - ズボン ~コールタールの染み~
- この商品の難しい所は、何が付着しているのか見極めるのと汚れがとても頑固なことです。また、柄物なので、柄までが色あせ等しないよう細心の注意を払いました。何とか取れましたね。
そのままだと着れずに捨てようかと思っていたはずの衣類が生き返り、またお客様に着て頂けます。 - ズボン ~血液の染み~
- この商品は、血液の染みとすぐわかりましたので血液にあった方法の染み抜きをしました。ついてすぐなら取れやすいのですが、しばらくおいておられたようです。
血液の染み以外の黒ずんだ部分もきれいに取れました。 - ストライプのシャツ ~油系の食べこぼしの染み~
- この商品の難しい所は、素材がシルクで、柄があること。ついた染みはカレーなんかの油系の食べこぼしの染みですね。
これも柄が色あせせずにきれいに取れました。 - スポーツウェア(合皮使用) ~油系の食べこぼしの染み~
- この商品の難しい所は、合皮素材を部分的に使っているため部分的に染み抜きをしなければならないことです。
ついた染みは油系の食べこぼしの染みですね。 時間がかかりましたが、きれいに取れました。 - ストライプのシャツ ~油系の食べこぼしの染み~
- ついた染みは油系の食べこぼしの染みですね。
これも柄が色あせせずにきれいに取れました。 - シワ加工のシャツ ~汗染み~
- この商品の難しい所は、シワ加工がされていること。染み抜きをする時にシワ加工が取れてしまう可能性があります。
ついた染みは汗染みですね。商品は20年ほど前のものです。全体的に黄変もしています。
柄が色あせせず、シワ加工も取れずにきれいに取れました。